不動産Q&A

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窓にしたたるほど水滴がついてるんですが?

それは「結露」というものです。 「結露」の正体は空気中の水蒸気です。暖かく湿った空気が冷たいものに触れると、その空気は水滴へと変化します。 (冷たい飲み物が入ったグラスや冷蔵庫から出したばかりのビール瓶に付いた水滴・お風呂場の曇った鏡等も、結露と同じメカニズムです。) 窓ガラスの結露は、冬の冷たい外気によって冷たくなったガラスに暖房等で暖められた空気が付着し、冷やされて、液体の水(=結露)となって発生しています。 また、マンションは気密性が高いため、木造の一戸建て住宅などに比べて、結露が発生しやすい環境にあります。 鉄筋コンクリートで作られ、換気のための窓も南側と北側だけと少なく、換気扇も浴室・トイレ・台所以外には設けていません。 また、コンクリートは約10年間にわたってコンクリートの中の水分を外へ放出していきます。 特に建築後1~3年の間はその放出が著しいとも言われています。 こんな部屋で梅雨時に部屋を閉め切り換気をせず、室内に洗濯物を干している共稼ぎ世帯は、間違いなく室内のどこかで結露が発生していると考えて間違いありません。 洗濯物から空気中に拡散する水蒸気が空気中に含まれる量で収まっていればいいですが、その量が多いと余った水分が最初は床・壁の表面に付いて結露の原因を作っていきます。 また押入やクローゼットは、換気をしても空気の入れ換えが非常に少なく水蒸気を滞留させる場所となっています。 放置したままですとカビの原因にもなりますので換気をマメにして、水滴もマメにふき取って下さい。
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